幾等目に見えない相手でも生身の人間なんですから少し構ってくれないと寂しく感じてしまう水谷ゆかです。今現在、一人孤独に執筆中。
当然「レンズの向こう側」をやっておりますのよ。何か軽いスランプに入っているような気がする。同じところを何度も書き直しています。頭がぐつぐつと煮だっています。助けてくれぃ。
もうそろそろ「Happy Happy Birthday」に着手できたらいいな、と考え始めている。早くて来月ぐらいから。
何も書き直し前に書いたものなら直ぐアップさせるのは可能なんだけど、それだと何か個人的な判断でどうも肩透かしのような気が絶対にしてくるので急いで直さないと〜。これはまずい。
一応大体の内容は頭に入っているけど、それを書くとなると全然訳が違うのね。執筆の速さも頭と同様だったらいいんだけどね。それならすっごく速いと思うな、きっと。あっという間に全部書き終わっているよ。
それに今は全部の連載が終了してから開始予定の話も少しずつ考えていたり。そんな事をしている余裕があるのなら早く続きを書けよって突っ込まれそうな気がするのですが(汗)。
一応今現在予定としているものは「首輪」です。いや、タイトルじゃないよ。詳しく書いたらネタバレになりますので、遠い例えです。
ただ、水谷ゆかはちょー気紛れですからその時になったらなったで変更は普通にありだったりもします。だったらここにまだ書く方はよした方がいいんじゃないって突っ込まれそうな気がする(汗)。
- 2007/10/29(月) 23:38:15|
- 水谷ゆかの独り言|
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「俺、ちゃんとはっきり言った筈なのにな。マリーちゃんって実は見た目に反して結構年寄りなの?」
ぴくっと反応するように眉がつりあがった。
今、何て言った?聞き間違えがなければ何か彼の口から聞き捨てならない言葉が出てきたぞ。
「なっ…!何であたしが年寄りなのよ!!ちょっと水瀬くん、人の年を解って言っているわけ!?そりゃあ十代の水瀬くんの目に映る25歳はもしかしたら年寄りだって思われているのかもしれないけど」
17歳と25歳、この八歳の年齢の差、10代、20代を並べてみるとそれほど違いなどないようにも感じるのだが、あたしにはそこに大きな壁を感じてしまってそこで気にしないといったら確かに嘘になる。まだあたしが10代の頃は未知なる大人の20代に強い憧れさえ抱いていたが、いざその年代に自分が達してしまうと理想と現実には大きなギャップがあり、それは一瞬にして消えてしまった。
無意識に焦ってくる。段々無駄に年を重ねていくとまだ若かった頃には差ほど気にもしなかった年齢が今ではえらい意識するようになり、特に一年に一度だけ訪れる自分の誕生日が来ると365日の中では一番気が重たいイベントとなってしまう。まだ10代の頃には両親や友達が祝ってくれてその上誕生日プレゼントも貰えたという二重の喜びからこの日が凄い楽しみでもあったが、今は全然楽しみじゃない。社会人ともなれば特にこれといった特別な相手もいないとここ数年は自分の誕生日を誰かに祝って貰おうにしても友達とのスケジュールが全く合わなくて今や殆どが電話かメールでのお祝いメッセージだけで済まされる事が多い。友達が自分の誕生日を今でも覚えてくれた事だけでもあたしは十分に嬉しいのだが、ここんとこずっと一人で過ごす誕生日が恒例行事となっていると誰も隣にいない事に大きな寂しさを感じてしまってこれ程にまで惨めなものはない。もう誕生日というイベント自体この世から排除して貰いたい気分にもなってしまうが、このイベントは避けたくても避けられない。
今年迎えた一人での誕生日もそうだ。何処かの高級なレストランにでも行ってとても豪勢な料理を食べる事もなくあたしは帰りにスーパーへと寄ってお弁当とお茶の入ったペットボトルを買うと一人部屋で夕食を済ませて質素にウーロン茶を飲みながらただただ重い溜め息ばかり零していた。
来年もまた一人でこの日を過ごすのかしら?去年も確かここで同じような事を言っていた筈よね。
また一つ余計にカウントされて年を取っていく現実を目の当たりにしてしまうとそこで何も思わない訳がない。
「25で年寄りだって言ったらそれ以上の人は一体どうなるんだよ。マリーちゃんの例えだと長老レベルになるぞ」と、側で呆れている水瀬くん。
「じゃあ水瀬くんはどうなのよ。水瀬くんの言うその境目って。あたしは水瀬くんの意見を是非聞きたいものね」
自分の年をも忘れてすっかりあたしは機嫌を損ねてしまい、いい年した大人が子供みたいに八歳も下の彼に大人気もなく食って掛かってしまった。一方で彼は全然動じていないというのに。
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- 2007/10/28(日) 23:29:35|
- レンズの向こう側|
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部活には支障を来たさない程度にコントロールして作ってるんじゃないかしら?
恐らく彼女に指摘でもされなければあたしは一生何の疑問すら抱かずに今日まで過ごしていたのに違いない。彼が毎日怪我をしている事に少々気になりつつも彼女以上に深くまで考えた事はなかった。
あたしったら意外と鈍感なのかしら?ただ話を聞いただけで優華は直ぐに見抜いてきたのに。もしかしたら毎日水瀬くんが保健室に来るのが当たり前となってそれすら感覚が麻痺してしまったのかしら?
もしもそれが本当ならば水瀬くんの真意は――。
本当なら何も怪我をせずにいた方が一番いいのだが、スポーツマンにとって怪我は避けて避けられないものだから。怪我の症状によっては今後の運命を大きく左右しかねないからだ。
「何で?」一方で水瀬くんは不思議そうに首を傾げていた。
「何でって、水瀬くんが毎日怪我ばかりしているから」と、あたしは静かに事実だけを伝える。
「しょうがないじゃん、してしまうのは。どんなにしたくなくたってついしてしまった事だってあるんだし。誰だって予測の出来るようなものじゃないんだから流石に防ぎようもないよ」
「その言い分は間違ってないわ。でもね、それもあたしが態々出なくてもいいしょうもない怪我ばかりね、水瀬くんがするのは」
「何か酷い言い方だなぁ。こっちは怪我で痛い思いをしてるのに。今日のマリーちゃんって一段と毒舌家になってる?」
「そうなっても仕方ないわね。 水瀬くん、それ、態とやってるでしょ?」あたしは遂に本題へと切り出した。「それとも何?あたしに余計な仕事を増やさせて面白がっているとか?」
「何でそう思ったの?」
だが、ここであたしが核心に迫ったというのに彼の表情には一向に変化がない。佇んでいるところが体温よりも遥かに低い冷たいプールにいるせいなのか、彼の表情は今も涼しげだった。
「それが異常だからよ。あたしだって何も疑いたくはないわ。だけど毎日怪我をして保健室に来るのは水瀬くんぐらいなのよ。少なくともスポーツマンは怪我とかに一番気にする筈だと思うけど」
本当は違うのだが、ここでは敢えてそのように言った。もしもここは正直に「友達に話したらそう言われたから」なんて言ったら「友達の勘違いじゃない?」と適当にはぐらかされてあたしの知りたい答えはずるずると先延ばしにされるだろう。今は彼の真意を図る為に暫し様子を窺う事とする。
「やっぱばればれかぁ」と、あっさり白状したからあたしは拍子抜けした。
「はい!?」
思わず訊き返した。それが自分の聞き間違えでなければ。そこで水瀬くんが何故か驚いてあたしを見ていた。
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- 2007/10/27(土) 23:39:52|
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済みません。昨日もまた更新をしていなくて。ここ最近色々とわたわたとしていて、その上親からの雷が飛んだので更新せずにPC終了をさせました。
そして今日もわたわた。そのくせ来月更新のweb拍手を書き終えるとは本当に忙しいのか少々謎にも近い。
あんまし好きじゃない、こういうのは。最初の作品がヒットしたからって次から次へと色んなシリーズを出していくのが。
あたしは何でも様子見ですので直ぐには動かないのですが。だってPCってコンシューマとは違って後にリメイク版とか普通に出したりするじゃないですか。だからそれで。つまりあたしは損するのが嫌なだけよ。
で、話は戻りますが、そういうのにええ加減にしたら?って思ったりするんだけど、売れる為にはいっぱい出すのかー。結構シリーズとか出ているよなって思ったり。他のとこと比べたら断然ですな。
ファンの方はお金が常に大変だろうね、きっと。諭吉さんがいっぱい飛んでいるとあたしは推測している。
それが何処とは言わない。すんごく有名だから。解る人には解りますのよ。
- 2007/10/27(土) 00:02:30|
- その他|
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「マリーちゃんも涼みに来たの?」
だが、当の本人は案の定、全く気にもしてない様子だった。あたしが冷たくあしらうのを解ってか、それとも。
「まさか。何であたしが?学校に水着も持ってきてないのにどうやって涼めばいいって話なの?」
「それなら裸で泳げばいいんじゃない?裸で泳ぐのも結構気持ちいいよ。水着が身体に吸い付いたりしないしさ」
「ばかっ!何考えてるのよ。あたしはただ保健室から水の音がして気になったからそれで来ただけ」
「ふ――ん、そうなんだ」と、下唇を尖らせて水瀬くんは興味なさそうに何処か面白くない顔をしている。
「でもそれはあたしじゃなくて水瀬くんじゃないの?この暑い日にプールにまで足を運んで涼みにきたのは」
あたしは態と皮肉ってみた。それは見ての通り。
「それもそうだ」
彼は子供のように笑った、一人納得して。太陽に負けず劣らずとも眩しすぎる笑顔。人の皮肉にも嫌な顔、何一つせず。あたしの過去など当然知らない水瀬くんは無邪気な笑みをずっと見せている。
「あっ、そうだ!」すると水瀬くんは何かを思い出したのか、あたしの前では毎日のように口にする言葉が早速出てきた。「丁度いいや。マリーちゃん、少し怪我したみたいだからここで手当てしてよ」
「……怪我?」あたしは険しく眉を顰めた。
「そうだよ。俺が怪我なんかしてなかったら何もそのように言ってマリーちゃんを引き止めたりなんかしないって」
それは毎度お馴染みとなっている彼の怪我。平日、学校のある日は何も怪我をしないで済んだ日など一日もない。
それがいつもだったら彼の怪我を目の当たりにしても「ったく、しょうがないな」って小さく悪態を吐きながらも学校の保険医としてどんな傷であろうともちゃんと手当てをしてあげるのだが、今日は少し躊躇った。
多分、あれが原因だ、きっと。昨日、あたしに掛けてきた優華が電話で言っていた事を思い出す。
それって保健室に来るそれなりの理由がなければまりあが受け入れてくれないって思っているから彼は態としているんじゃないの?
「ねぇ、水瀬くん、それって正真正銘の怪我?」
あたしは消えない疑いの眼差しを水瀬くんに向けた。第一一人の生徒を信じずに疑いの感情を抱く事自体、少々胸にちくんと小さな痛みが起きたりしたのだが、ここはちゃんとはっきりさせないといけないだろう。もしかしたらこれは故意じゃなくて意図的に作られたものだって。
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- 2007/10/24(水) 23:57:59|
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