naked blue

ちょっぴりえっちな恋愛小説のあるブログです。小説のみですが、仄かに一部R18となる大人な描写が散りばめられてます。


ぼくのメイドさん 53

 もっと味わいたい。
 さっきは途中で止めちまったからな。
 本当はもっとしたかったけど。
 触れる度に感じてくれるこいつの色んな声を聞きたくて。
 だからその分。

 味わう。
 それは深く深く深く深く深く……………。

 ふわふわとしたマシュマロのような感触。思わず口にして食べちゃいたいぐらいに甘くて美味しい。それは彼女だから。いっぱい味わったって一生飽きない病み付きの味。他の女のキスでは絶対感じた事のないものだった。
 もう…駄目、かも。
 最初はちゅっとほんのちょっと触れる軽い程度にしようと思ったが、少しでも咲良に触れようとすると何か常に理性が大変な事になるみたいだ。
 俺は次第に高まる己の欲情を抑えられずにそのまま彼女の唇を割って舌を差し入れる。あの時まで知らなかった未知なる領域へと。
 無事、進入を果たす。咲良はすんなりと受け入れてくれた。最初は少し緊張していたのにこれは大した進歩。許してくれているんだな。一切、抵抗はなし。ついさっき、初めて知った咲良とのキス。
「んっ……ふぁっんっ」
 彼女の甘い声。他には誰もいない事を知った上で繰り広げられる音が静かに響き渡る。この空間で許された数少ないもの。今はもう何も余計な音は一切不要となるこの空間で。
 時折ちゅっちゅっ、と音を立てながら溶け合うように舌を絡ませていく。それは何度も。しつこいぐらい。求める。自分の知らないところを知りたくて俺は彼女に触れていく。
 充満する彼女の味。唇みたいに甘かった。まるでお菓子でも食べているみたいに。何だか癖になりそうだ。そもそも甘いモンとか好きじゃないのに。でも、咲良のは嫌じゃない。そんなところに俺がいる。寧ろいっぱい食べていきたいかも、色々と。
「ふっあんっ、んっんんっ」
 もしも他に誰かがいたらきっとこんな事は堂々と出来ないだろう。積極的になるどころか、逆に消極的になってしまう。万が一の事を考えると家族に見られるのは流石に気が引ける。まさかこんな所で初めての時を迎えるとなると。
「ああっんふっ……んっ…んっ…」
 何度も擦り付けては更なる刺激を加える。触れ合う度、それは段々濃密さを増そうとしてくるキス。彼女のナカですら暴れようとする俺に合わせようと彼女もまた積極的に合わせてくれている。
 場の数をそんなに踏んでないから決して上手いとはいえないんだけど…。何せ俺が初めてだって言っていた程だし。でも、俺に背伸びしようとその後ろを付いて来てくれる。
 可愛かった。それが純粋に凄く嬉しい。

to be continued...

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  1. 2007/07/31(火) 23:44:38|
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えっちな女の子は好きですか? 44

 彼はくくく、と笑いを堪え切れずに甘いキスをあたしにしてきた。顎に手を掛けてきてそっと彼が近くにやってくる。
「いい年して」
 あたしは呆れた。
「まだ25だ」
「それでもいい年よ。もう20代の後半に差し掛かろうとしているのに大人気ないんだから」
「相手がお前だから俺だって大人気なくなるんだよ。何も俺だって好きでヤキモチとか焼いてる訳じゃない」
「どうだか」
 こういうのって惚れた弱みってやつ?

「さてと、妊娠もしていないのに、出来たような素振りを見せて人を驚かせたんだからそれなりの覚悟でもして貰おうか」
「かっ、覚悟って?」
 あたしは嫌な予感がした。額に何やら冷たい汗が流れてくる。こういう時に悲しいぐらいに勘が当たってしまうのだ。どうでもいい時にあたしは時の運を当たり前のように使ってしまう。
「口で言うよりも態度で示してやるさ」
 にやりと口元を歪ます彼。すっと静かに動く。あたしはナカで妖しく蠢く動きに気付いた。
「そっ、それって……」
 やってきますか?
「あぁんっ!」
 ああ…きた。
「んっ……んんっ!」
 彼が。
「あんっ!あんっ!」
 あたしのナカでずしずししてくるよ。
「はっはっ……っあぁ!」
 後ろから襲い掛かってくる快楽の波を静めようとあたしはシーツをより強く握り締めて彼の激しすぎるまでに気持ちいいものが。

 あたしを襲ってくる、逃がさないように常に彼が。
 背後からいつもやってくる。

「ああっ……あぁっ、あっ、あたし……」
 身体の異変を素早く察した。彼にされているだけで耐えられそうにない。あたし、またイキそうだ。
「もう、か?お前ってほんと、早すぎ」
 後ろで呆れる彼の声がした。

to be continued...

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  1. 2007/07/30(月) 23:20:34|
  2. えっちな女の子は好きですか?|
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レンズの向こう側

ブログトップから来ている方には直ぐぴんとくる内容かと思いますが、
次回連載作品のタイトルでござんす。以前は教師×生徒ものの予定と書いていましたが。
本当ならこれ、まだ公開する予定はありませんでした。連載作品が一つになった時点で公表という考えでいたのにその間にもちょっとあったりしたものですから早くも公開です。
別にまだ遅くたって良かったのですが、「Happy Happy Birthday」を除けば残りはもう少しで終わりそうなそんな予感がしていますのでこのように。
それにそれは次回更新未定となっていますからね。今まで通り普通に更新とかやっていたらそれはそれで公表がまだ大分先の話って事になっていたのですが。
しかもそれ、まだ一行もやっていないし、復活はいつになるのか本当に謎が謎を呼んでいます(大袈裟で)。
早くやらなきゃなって思いつつもこっちも色々と忙しいものですからなかなか思うように作業が捗りません。
もう一人の自分、本当に欲しいです。あたしが働きに行っている時に小説専門のあたしがちまちまとその間にもやってくれたりとか。今、えらい現実逃避をしております(笑)。

さて、この作品なんですが、まだタイトル公開前に書いていたジャンルとの変更はされていません。という訳で先生と生徒ものって事で。
そのジャンルのシリーズの第一弾です。今決めました(←おい)。このままでいくと二弾、三弾って流れになるでしょうね。最初でさよならって事にはならぬよう気を付けたいものです。
その大半がまだ表には出てこずに水面下で動いていたりしているのですが、実はそんなカップルさんがいたりしています。シリーズものですから何らかのリンクはさせたいと思っています(予定)。異性ならどっちでも可なので。

久々の新連載となる作品なんですが、ただ今現在書いている段階ではかなり重い内容になるかと。
ライト系ではないです、はっきり言って。好き嫌いの好みとか分かれるんだろうな〜って今からそう思いながら書いています。
今ここで書けるのはそれだけです。それ以上に関してはまだ秘密である。

小説は明日更新します。申し訳ありません。
明日は仕事なのでこれから寝ます。夏休み中の学生さんが少々羨ましい今日この頃。
そして週末に近付く辺りは少々忙しくなりそうな気がしますね。

  1. 2007/07/29(日) 23:52:00|
  2. 水谷ゆかの独り言|
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えっちな女の子は好きですか? 43

「ただ、純粋に訊いてみたかっただけよ。もしも赤ちゃんが出来たらどうするのかなぁって」
 別に今までが少なかった訳じゃないけど、彼と一緒に暮らすようになってからより一段と回数も増えたような気がする。休日は時間さえあれば恐ろしい数になってしまう事もしょっちゅう。今までとは違って多くの時間を一緒に過ごせるって事もあるし、それからは余り時間というものに囚われる事は少なくなった。それまでの鬱憤が互いに爆発してしまったのだろう。
 同棲の利点って余計なところに気を遣わずに済むってところがある。以前だったら幾等彼と長い時間、一緒にいたくても当時は実家暮らしだった事もあってお泊りですら事前に友達とのアリバイを作らなければなかなか実行できずにいたからそれは常に時間という見えない大きな壁が嫌でも目の前に立ちはだかっていた。
 彼との同棲生活が始まってからもう一年は過ぎているけど、それでいて何かそれらしい兆候が起きないでいるのはある意味奇跡にも近い部分があった。下手すれば毎日、あれだけ彼としていれば下手すると以前よりも高い確率で彼との間に新たな生命をひっそりと宿す可能性があるというのに。未だ一度もそのような危機に訪れた事がないのは日頃の行いがいいから?
「いいんじゃないか?」
「えっ?いいの?出来ても。もしもその時が来たらあたし、比呂の赤ちゃん、産んでもいいの?」
 今度はあたしが驚く番。まさか彼がそのように思っているとはこれっぽっちも考えてもみなかった。それはどっちかっていうと、現実として考えるのなら今後、余りあっては欲しくない逆の方。
「それに俺達はガキが出来るような事を平気でしている訳だし。万が一の事を考えるとな。 第一、大人の勝手な都合で堕ろすなんて事は持っての他だ。それなら初めからしない方がいい」
 それは間違っていなかった。例えそこにどんな事情があろうにしても堕ろすという残酷な結末を自らの手で下す事など…あたしには出来ない。まだこの世に存在していなくてもここには確かな形として存在しているのだ。
「分かった。じゃあこの話の続きはいつか出来た時にでも言うわ。それまでのお楽しみって事で。今度は何もない時にね」
「ああ。その時になったら頼む。お楽しみは最後まで取っておくさ。心臓に悪い事は今回で勘弁してくれよ」
「はいはい」
「はいは一回。 でも、今はまだ作らなくてもいいか」
「どうして?」
 あたしは目を丸くした。後ろに繋がれたまま身体を捩って見ると彼は口元に苦笑いを浮かべている。それならさっき言った事と矛盾してない?
「今はまだこっちの方を楽しみたいし。もしもガキが出来たらそっちにばかりかまけてそれこそヤキモチを焼きそうだな」

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  1. 2007/07/28(土) 23:53:01|
  2. えっちな女の子は好きですか?|
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ぼくのメイドさん 52

 それはどうして?
 それがきっと今の俺の気持ちなんだろう。

 聞こえているだろうか、彼女に。
 否、聞こえない方がいいだろうか?
 知られると何か恥ずかしいし。
 俺が今どんな状態でいるのかを。

「海里」
 すると咲良は何処か嬉しそうに微笑んでいた。色白の肌に薄らと紅を浮かべて。
 ねぇ、そんなに俺に呼ばれて嬉しい?
 俺はそっと彼女に触れた。彼女の気持ちは直ぐ顔に出てしまうからほんと判りやすい。嘘など吐けない損な性格。顔で答えが出ているから直ぐばれてしまう。
 でも、それは短所だって本人は言っていた。最後まで嘘を突き通せない事に。
 だけど裏を返せば自分の気持ちに真っ直ぐで正直な心を持っていた。綺麗すぎて直視できない程に輝きに満ち溢れている。綺麗な心。だが、同時にほんの些細な事で壊れやすい。
 だが、そんな咲良が時々羨ましい。純粋に素直な感情を表に出す事が出来て。
 ただ名前を呼んだだけなのにそんなに喜ばれると何だか俺まで嬉しく感じてしまう。
「ねっ、もっと呼んで」
 せがまれる。俺は何度も彼女の名を呪文のように繰り返した。
 咲良、咲良、咲良、咲良、咲良………って。
「あたし、海里の声って凄く好き。名前を呼ばれるだけでいつもドキドキしているんだよ」
 その間、ずっと見詰めていてくれる。勿論、俺を。いつも見ていてくれたその優しい瞳で。
 その瞳の奥には誰が潜んでいるのか判る程に。もう彼女の意志に一切の揺らぎはないだろう。彼女の隣、永遠の指定席に誰がいるのかを。
「ねぇ、海里。その代わり、約束して」
「…約束?」
「そうよ。優しくしてね。あたし、痛いえっちだけは嫌」
「約束する。これでトラウマにでもなったらこっちが堪らん」
 これは正直な気持ちだ。初めてのえっちに痛い、というマイナスイメージを与えてしまったらもう最悪だ。これを機にもう二度とやりたくない、なんて言われた日にはもう……。それはほぼ半殺しにも近い。
 するとぽっと頬を赤らめる咲良。さっきよりかは断然色合いが増してくる。
 ほんと、判りやすい奴。でも、自分で言っておきながらその反応は何?
「絶対、だからね」
「ああ…」
「本当に本当に絶対だからね」
「解ったから…。もうそれ以上、何度も言わせるな」
 その時が今まさに迫っているからとても緊張しているのだろう。それが最初というのなら何もそういう気持ちは解らない訳でもないが、それが何だか焦らされているような気がして俺はさっきから止まらずに喋り続けているそのお喋りな可愛い小さな唇の動きを封じ込めようと自分の唇を重ねた。
 俺は咲良の唇をもっと堪能したかった。

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  1. 2007/07/27(金) 23:48:02|
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