昨日にて終了しました。
さっき第1話が載っているものを見たのですが、そこには去年の10/31から始まったそうで。そして終了が昨日。
かかりすぎ(汗)。原稿用紙に換算すればそんなに長くなる話でもないんですけどね。
そして今だから話せる事を明かしてみようかと。最初これ、とある新人賞に応募しようかと思っていた作品でした。
で、何故ここに掲載したのかというと、それは決して落選したとかそういう意味ではないです、念の為に。
その時はスランプ真っ只中に陥っていた事もあり、その締め切りまでに色々と書いては挫折を繰り返していたんですね。
その時にふと思い付いた話がこれです。締め切り残り一週間ぐらいだったかと思うのですが、もう急いで書こうと必死になってやっていましたよ。
だけど間に合わなかった。原稿用紙の枚数としてはそんなに多くはなかったのですが、上にも述べている通りスランプに入っていましたから原稿もなかなか進まず、しかも二人のシーンに関しては更に手が進まずに大変でした。
結局締め切りも過ぎて送る事すら出来なかったものですから折角だしここで載せようと至った訳です。
本当はここまで長くするつもりは全くなかったのですが、どうもあたしはやり方を間違っていた事に途中で気付き、しかも今更それを変更させるのも無理で、それなら最初から全部やり直さないと違和感があったので結局そのままにしたらこのような結果です(汗)。投稿に間に合わなかったって事で一度中断させて加筆修正をした事もその理由の一つになっていますが。
さて、誰も突っ込む方がいなかったので自らばらしてしまいますが、最初からその結末は決まっていました。つまり二人は最後の最後で合体が出来なかった、と(笑)。
決して書くのが面倒臭くてそのような展開になった訳じゃないのよ。実は最初の時点でその展開がふと思い浮かんだものですから話が薄れない内に既に書いていました。
だから最終的に一番最後に書いたのは二人のそこまでの部分ですかね?最後まで色々と無駄に盛り上げておいてあのような鬼の展開でしたからそれで何も苦情が来なかったのはある意味奇跡です。
ただこの作品はあらゆる意味で色々と経験させられたものですね。余り思い出したくはないのでここでは余り深くは書きませんが。
今まで読んで下さった方、ありがとうございました。あたしの場合、続編、というのは余り積極的ではないのですが、これからは番外編として忘れた頃にでも更新されるのではないかと思います。
あるゆる意味一番美味しいところを全て持っていった妹の話とか書いてみたいですね。
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- 2007/08/23(木) 00:00:25|
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ここからは後日談となる。
それから数日後、長年幼馴染みだった俺達の関係を変えるきっかけとなった例の学祭は予定通り行われたが、クラスのリーダー長に任命された権限を駆使して咲良は当初予定とされていた女子が担当する接客から男子が担当する裏方へと回した。とはいってもそれ以前にそうさせなければいけない理由があった。接客などさせたくない気持ちは確かにあったが、これは彼女の今後の為にもだ。
あれは事前に俺に見せる程だったし、メイド服を学祭で着るのを凄く楽しみにしていた咲良は結局嫌がる俺の意思を尊重して着ない事を一度は決めていたのだが、その思いは当日になると次第に変化を見せたようで。
案の定、表舞台に出ている他の友達を目の当たりにするとそれはとても生き生きとした姿に一種の羨ましさを覚えたらしく、俺にぶーぶー不満を漏らしていたが、それは敢えて無視した。聞く耳は持ちません、という事で。
それにあのメイド服は肌の露出する部分が多い。自分がメイド服を着れば一体どうなる事か。
後でしつこくからかわられてもいいのなら着てもいい、と俺は彼女の弱みに付け込むとそれ以後、何一つ文句を言わずにしゅんと大人しくなった。
あの時、付けたキスマークがまさかこんなところで役に立つとは。まだ隠せるだけのメイド服だったら彼女もまた引き下がろうとしなかったが。
一週間経った今でもそれは色鮮やかに残っている。
第一、他の野郎の前にメイド咲良を晒す訳にはいかない。
ただ想像しただけでもムカムカしてくる。
咲良に向けられる野郎の下心丸見えなやらしい視線に。
咲良…その意味、解ってる?
俺、それだけでヤキモチ焼くんだぜ。
知らない男にメイド服を着た咲良を見せたくないから俺はそうしたんだ。
私情を挟むなんて本来ならしたらいけない事だとは解っているんだけど、俺は我慢できなかった。
見せるのはもう……俺だけで十分だ。
凄く似合っていたあのメイド服。
借り物だって言っていたけど、この際、買い取ろうかな?
また楽しんでみようか。
だってあいつは俺専属のメイドさんだから。
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- 2007/08/21(火) 23:44:35|
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がちゃり。
……んっ?
それはこの空間に漂うものとは明らかに不釣合いな音を耳にして俺はふと全動作が止まった。
「お兄ちゃん?帰っているの〜?」
それはタイミングがいいのやら悪いのやら、出掛けていた筈の五つ下の妹が帰ってきたようだ。
なっ……なに――――っ!!!遅くなるんじゃなかったのかよ!!!
俺は焦った。しかもなんちゅー時に!正にこれからって時に!!しかも一番の大イベントに入ろうとしていた時に!!!
まっ、マジかよ…。時間を考えれば確かにいつ帰ってきても可笑しくないが、これは流石に出来すぎだろ!?今時の漫画の展開だって有り得ねーぞ!
「かっ、海里…」
彼女もまた同様に焦っていた。二人しかいない、と思っていたところに思わぬ人物が登場し、慌てて起き上がるとどうしたらいいのか判らずにいるようだ。全ての判断は俺に委ねられている。
さて、どうするべきか。ここに妹の存在などまるっきし無視してこのまま続ける事は勿論可能だが、ドアに内側から掛けられる鍵がない以上、いつここに入ってくるのかも判らないし、第一こんな刺激的なところを十二歳の妹に見せるのは兄としても少し抵抗感がある。それに咲良の声を聞かれるのも。教育上、宜しくない(自分が言うと全然説得力ないが)。
俺は重く溜め息を吐いた。
「はぁ〜、何か萎えたかも」
すっかり意気消沈。もうヤバイところにまで来つつも最後の最後に俺は寸前で理性が動いたようだ。それが意図的じゃない事は十分に解っていても思わぬ邪魔者の出現にそれは音を立ててガタガタと崩れ落ちていく。
さっきまでビンビン(笑)だったのが今では嘘みたいに小さく萎んでいる。酷く呆気ないな、こういうのって。大きさの方も全然違うからゴムものびてしまってもうふにゃふにゃ。その時はもう我ながら情けない。
「ったく…何で帰ってくるんだよ。これからいいとこだったのに」
「仕方ないよ。もう夕方なんだし。梓ちゃんが帰ってきたって」
そう言って彼女は最後まで行われなかった事に少し残念そうにしながら俺の腕をぎゅっと組んできた。男にはない柔らかな胸の感触が肌身を通して直に当たっているから俺は忽ちドキドキしてくる。
態とか?こいつ。
意外にも結構あるんだよな、こいつって。服着ているときとかはあんまないように見えるけど。というか、見せ掛けているけど。
そして俺の顔を覗き込むようにそっと上目遣いで見詰めると瞳をキラキラ輝かせている。
「でもいつかは最後までしてね」
「ああ、いつかな」
俺は咲良をぐいっと引き寄せるとベッドの上でいちゃいちゃしてほんのり汗ばんだ額にちゅっとキスをした。
「それに焦らされた方が後でいっぱい燃えるって言うしね」
……はい?それは聞き捨てならぬ台詞。俺は咄嗟に訊き返した。
「誰が言ってたんだ?それ」
「えへへっ。ナイショ」
可愛い奴め。
俺はそう思いながらもう一度咲良にキスの雨を降らせた。
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- 2007/08/16(木) 23:49:47|
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暫くはこの感触を存分に味わいたかったが、そうもいかないようで、進めば進むだけ最初は大人しかった筈の下が凄く暴れているのが解り、今にも彼女の小さな温もりに触れたがっている何とも正直すぎる自分の気持ちに負けてしまった俺は少々名残惜しく唇を離すと透明な糸がつーっと小さく引いていた。何だか実感が湧く。どうやら俺はそれだけ咲良に触れていたらしい。
この時がいつまでも永遠に続けばいいのに…、とさえ時にそう思ったが、そんな微かな願いも通じず、弾けるように繋ぎ止めていた二人の形が一瞬にして消えた。
その瞬間、強張る顔が目に入った。彼女もまたその意味を理解していたようだ。
「来て……」
潤んだ瞳で俺を見詰める彼女。
そんな切なそうな顔が却って俺を誘っているって知っているのか?咲良…俺の理性を一気に保てなくしている事に。
「忘れられなくさせてやるよ。もう二度と俺なしではいられないように」
俺は起き上がって机の引き出しの奥に隠していたコンドームの入ったケースを取り出すと早速その薄っぺらいゴムに自分のアレを被せた。
「痛かったらちゃんと言えよ。なるべく注意はするけど」
俺はそう言いながら再び彼女と身体を重ねてそっと髪を上から下へ撫でるように触れる。
「んっ」
女ってほんとそういうの、好きだよな。男に髪を触れられるのって。それが好きな人だからって事もきっとあるんだろうが。女の命でもある髪の毛。何処か安心するのか、目を少し細めてとても気持ち良さそうに身を寄せている。
ああ…遂にその時が来るんだ。別に今回が初めてって訳じゃないけど、何だか初めての時みたいに凄く緊張してくる。
大事にしたい、咲良を。今まで以上に。
「行くぞ」
彼女の入り口に宛がってもうナカは十分に準備を整えたせいか、直接触れなくても解る程に溢れるぐらいすっかりとろとろに潤っている秘所。ソコには俺が来るのを只管待ち望んでいる招かざるべき初めての温もりへと挿れようとしたら――。
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- 2007/08/11(土) 23:27:39|
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「っぁぁっ」
微かに洩らす吐息。直ぐ側で囁かれて普段では決して聞ける事のない俺しか知らないえっち声に忽ち脳がつーんと刺激される。
意外と感じやすいんだよな。今日、判った事だけど。それは感度がいいのか、それとも俺との相性がいいのか(出来るものなら両方が俺の望み)。
恐らく幼馴染み以上の関係にならなければ一生気付く事もなかっただろう。ましてやそうだとは一瞬たりとも考えようとはしなかった。この時までそうなるとは思ってもいなかっただけに。
何だか考えるだけで興奮してくる。
もうさっきからずっと。
隠された彼女の感じる声に。
そそられる。
彼女が解ってやっている訳じゃないから余計に。
自分の気持ちを正直に表している。
俺は煽られているのを直に感じながら。
そこにはもうやばいぐらいに感じてしまっている自分がそこにいる。
いつの間にか俺は自分でも気付かぬ内にすっかり彼女の虜になっていた。
抜け出せないだろうな、俺は。ここから。多分、それは一生。
一度底なし沼に嵌まったら後はもうずるずると引きずり込まれるだけ。見えないその先へと只管突き進むだけ。
それは相田咲良という一人の女の子に対して。今まで幼馴染みとして見ていた女の子。
だけど、それは違った。今となれば。俺は無意識にそれ以上の目で見ていた。幼馴染みを通り越した意識で。ただ、その事実に気付いたのが少し遅かっただけ。男女の関係を遥かに越したこの居心地のいい関係を壊したくはなくて敢えて気付こうとはしなかったのだ。
きっと怖かったのだろう。それ以上の事をするのが。つまり今の彼女を壊すのが。
ほんの些細な事で糸も簡単に壊れる脆い人間関係。幾等長年順調な関係を築いていても自分の起こした行動によっては一体どうなる事か。それはつまり――。
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